時を超えて楽しませてれた絵本～＜バースデーケーキができたよ！＞
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先日、社会福祉法人プロップステーションの竹中ナミ理事長（ナミねぇ）にインタビューさせていただきましたが、それに関連する絵本を紹介しますね。
絵本作家、くぼりえさんが書かれた＜バースデーケーキができたよ！＞（2002年、ひさかたチャイルド）です。
くぼさんは、生後６か月にウェルドニッヒ・ホフマン病と判明しました。
全身の筋肉がほとんどなく、全介助、車いすの生活を送っております。
くぼさんは、プロップステーションの関係者でもあり、それが縁で、くぼさんのホームページを拝見しておりました。
そして、くぼさんが２００２年、＜バースデーケーキができたよ！＞を出版したときに、くぼさんへの応援の意味を込めて、当時、司法浪人をしていて、独身で、お金も全然ありませんでしたが、高田馬場の本屋で購入しました。
月日が流れ、私は結婚し、子どもも２人授かりました。
そして、＜バースデーケーキができたよ！＞が出版されてから、
約１０年後、実家の本棚に置いてあった＜バースデーケーキができたよ！＞は、
いつしか、私の２人の子どものお気に入りの絵本になっていました。
妻はよく、＜バースデーケーキができたよ！＞を２人の子どもたちに読み聞かせしていた、とのことでした。
＜バースデーケーキができたよ！＞は、２人の女の子がお母さんの誕生日プレゼントに、バースデーケーキを作る、という本当にあたたかな気持ちになる、そんな気持ちの絵本です。
僕も久々に読み返しましたが、親になったからこそわかる子どもの思い、
などに触れて、改めて、＜バースデーケーキができたよ！＞は、
素敵な本だと思いました。
＜バースデーケーキができたよ！＞がぜひ、多くの方にお読みいただければ幸いです。
あえて紹介するのは、障害のある方が書いた絵本だから、だけでなく、
うちの子どもたちも私も、時を超えて楽しませてくれた絵本だから、です。
くぼさんは、＜バースデーケーキができたよ！＞のほかに、
＜およぎたいゆきだるま＞も出版されております。
ナミねぇ、介護応援隊の取材をお引き受けいただき、本当にありがとうございました！
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