在宅介護事業の営業&放課後等デイサービスの開業や運営の成功のヒントをお伝えするブログです。

2011/02/03  (木) 

区分支給限度額を超えてサービスを利用している利用者の実態調査結果を読んで感じたこと。

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こんばんは。

介護業界を支える行政書士(介護書士)&ケアマネマーケティング

小澤信朗です。

 

 

さて、今日の記事は

厚生労働省が発表した区分支給基準限度額を超えてサービスを利用している人の利用の実態調査について感じたことを記載します。


訪問介護やデイ福祉系の利用多く

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明細書の調査によると、訪問介護やデイの利用が多く、訪問看護やリハなどの医療やサービスの利用が少なかった。利用者の8割以上が2種類以下のサービスしか利用しておらず、中でもデイや訪問介護、ショートは単品利用が多い。



さらに、超過者のうち、要介護1・3・5の利用者の週間ケアプランを、市町村でケアプラン点検を行っている看護師や社会福祉士・介護福祉士4人に10数列ずつ評価させる調査を実施したところ、評価者らが「見直す余地がある」と判断したケアプランは9割に上った。



訪問介護ついては、看護師が「提供量が多い」としたのに対し、社会福祉士・介護福祉士は「不足している」と評価が分かれたが、評価者の意見としては「福祉系のサービスが多過ぎて、利用者の自立を阻害している」「胃ろう・心疾患などがあるのに訪問看護が全く提供されていない」「生活援助が多過ぎる」などもあったと報告された。

(シルバー新報 2011年2月11日の記事より抜粋)

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区分支給基準限度額以上、ということは、要は介護保険の限度額より多くのサービスを利用している人を対象にアンケートを取ったことになります。

やはり、医療より、実際のサービスで介護をする方の負担をへらす訪問介護やデイサービスの利用が多くなってしまう、というのが現状なのですね。


興味深かったのは、訪問介護のサービスを、実際おこなわない看護師が「多すぎる」と回答し、実際おこなっている介護福祉士や相談にのっている社会福祉士は「不足している」と回答しているところです。


現場で頑張っておられる介護福祉士さんからすれば「現場の実態をみたら、悠長なことを言ってられない」というのが本音、ということでしょうか?


また、介護福祉士が基礎資格の方がケアマネジャーとしてプランを作成する場合、的確な医療系サービスのプランを提供できているのか、ということは、現場は素人ながら気になっておりました。


また、9割のプランが「見直しの余地がある」ということについて、評価者からすると、プランの作成の過程はまだまだ改善の余地がある、ということでしょうか?


9割という数字は、外部の人間の私は正直、びっくりしました。
プラン以外にも他にも問題はあるのではないか、と思いました。



介護業界を支える行政書士として、今後は、シルバー新報や月刊ケアマネジメントなどの記事の中から、「面白いな」「ためになりそう」と思った記事を引用していくこともおこないたいと思います。


介護の現場の方の気持ちが少しでもわかるように日々、勉強していきます!

 


本日もお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

おまけです。
介護事業の営業について、体系的に理解されたい方はこちらをご覧くださいね!

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